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猫のマーキングやスプレーをやめさせるには?効果的な対策をご紹介

猫は、縄張りのいたるところに自分のにおいをつける「マーキング」という行動をすることがあります。スリスリと体をこすりつけるだけなら可愛い行為ともいえます。しかし、尿をかける「スプレー」という行為を家のなかでされると大変です。今回は、猫のマーキングにおけるスプレー行為の理由と対策方法を紹介します。

なぜ猫はマーキングやスプレー行為をするの?

猫のマーキングは自分の存在を主張し、縄張りを守るために行います。頭や体を部屋中のものにこすりつけたり爪とぎをしたりするほか、尿をスプレーしてにおいをつけるのです。マーキングが行われる理由はいくつか考えられます。1つ目の理由は、縄張り(部屋のなか)の環境がいつもと違うときです。たとえば赤ちゃんが産まれて家族が増えたり、新入りの猫が増えたりしたとき、あるいはソファーの位置を変えるなどの模様替えをしたときなどは、不安に感じた猫が自分の存在をアピールするために行う場合があります。
2つ目の理由は、トイレが汚れている、または気に入らないことがあるときです。尿スプレーをすることで、飼い主にそれを伝えようとしていることが考えられます。3つ目は、ストレスです。たとえば飼い主があまり構ってくれなくて寂しい、または飼い主がかまいすぎて疲れるなど、飼い主が原因である場合があげられます。4つ目の理由は、求愛行動です。猫は生後6カ月くらいから生殖可能な状態になります。特に、オス猫は異性の関心をひくためにフェロモンが含まれた尿をスプレーすることが多くなるのです。ほかにも、家の外の騒音や多頭飼いしている他の猫と仲が悪いなど、さまざまな要因が考えられます。

マーキングやスプレーの効果的な対策

猫のマーキング・スプレー対策は、何が原因かを見極め、可能な限りその原因を取り除くことに尽きます。猫はもともと環境の変化を嫌う傾向にあります。頻繁に部屋の模様替えをしないこと、騒音を防ぐ工夫をすることも大切です。新たに猫を迎える場合や家族が増える場合は、先住の猫をないがしろにせず、むしろ気にかけてあげるようにしましょう。普段忙しくて猫を構ってあげられていない人も、一日に5分程度でよいので、猫との時間を作ってみてはどうでしょうか。ただし、構いすぎは逆にストレスの原因になってしまうので注意が必要です。
トイレが汚れている場合は掃除をすることで解決します。掃除をしてもマーキングが続く場合は、トイレの大きさや砂が気に入らないか、またはトイレの数が足りていないことが考えられます。この場合は、問題が解決するまで根気よく試すほかありません。求愛行動が原因の場合は、去勢(メス猫の場合は避妊)手術をすることで、多くの猫はマーキングをしなくなります。しかしながら、あらゆる対策を講じてもマーキングをやめない場合もあります。そのようなときは、市販の忌避スプレーを使う方法もあります。猫が嫌う成分が入っているので、よくマーキングする場所に忌避スプレーをかけておくと、その場所にはマーキングをしなくなる可能性が高いでしょう。いずれにしても、一度マーキングした場所はにおいが残り、またマーキングするおそれが高いので、しっかり掃除してにおいを取り除いておきましょう。

排尿に関する問題行動は泌尿器系の病気の可能性も

トイレ以外の場所での粗相をマーキングだと思っていたら、膀胱炎などの泌尿器系の病気であったというケースもあります。膀胱炎の場合は、残尿感からどこにでも排尿しようとします。腎不全などの場合には尿の量が多くなるので、トイレに間に合わずに粗相をしてしまうことも考えられます。尿路疾患は、発見が遅れてしまうと生死にかかわる病気です。普段から排尿時の様子や、尿の量などを把握しておくと、異変に早く気づきやすくなります。
水をいつもよりたくさん飲むようになってきたときも、泌尿器系の病気が隠れているケースがあるので十分注意しましょう。猫は話ができないので、さまざまな方法で飼い主にメッセージを伝えようとしているのです。

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