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猫の成長はいつまで続く?子猫を育てるポイントは?

かのレオナルド・ダ・ヴィンチに「最高傑作」とまで言わしめた猫は、いくつになってもかわいい生き物です。なかでも、小さな子猫の時期は、抜群の愛らしさで人々を魅了します。そんな子猫の成長は、いつまで続くのでしょうか。子猫を育てるポイントについても見ていきましょう。

猫が急成長するのは生後1年程度まで

一般的に、猫は生後1年で成猫になります。人間でいうと18歳くらいと考えればよいでしょう。生まれたばかりの子猫は、通常体重は100g程度しかありません。手のひらに乗るほどのサイズです。その後、生後4カ月くらいまでが授乳・離乳期にあたります。見えなかった目が見えるようになり、歯もそろってきます。急激に体重を増やす時期でもあり、4カ月で2kgほどに成長するのが普通です。1日約15gずつ大きくなる計算になり、見るたびに姿が変わっていくように感じるものです。
4カ月を過ぎると基本的なからだのベースができ、成長のスピードはゆっくりになります。筋肉を蓄えながらたくましく育つ成長期に入るのです。狩りのまねごとをするようになり、好奇心旺盛で活発に動き回ります。飼い主にとっては手がかかるものの、かわいい「しぐさ」をたくさん見せてくれる貴重な時期と言えるでしょう。ただし、成長のペースは猫の種類によって違いが見られ、たとえば大型のメインクーンは成猫になるまで2年~3年かかるといわれています。

成長期のフードの与え方

生まれたばかりの子猫は、母猫から免疫成分を受け継ぐためにも母乳で育てるのがベストです。子猫をあまりに早く母猫から離すのは、後々問題行動の原因になることもあるため、できるだけ避けたいところです。しかし、母猫が育児放棄した場合などには、飼い主が昼夜問わず3時間~4時間おきに猫用ミルクを与えなくてはならないでしょう。歯は3週間くらいから生えはじめ、1カ月~2カ月くらいまでには生えそろいます。ドライフードに切り替えるのはこの時期を目安とします。はじめは、ウェットフードやミルクなどでふやかしたドライフードを与えながら、徐々に慣れさせましょう。慣れてきたら、フードの一部に塊を残すなどして、噛むことを覚えさせることが大切です。まだ上手くフードを食べられないうちは、ミルクで栄養を補う工夫も求められます。
成長期に入るとタンパク質がたくさん必要になるため、高タンパクで消化のよいフードを与える必要があります。しかし、骨や筋肉の成長だけでなく腸内環境や免疫アップ、疾病まで考慮して、自分でフードを用意するのは事実上不可能です。一方、子猫用キャットフードには子猫の成長に必要な栄養素がもれなく入っていると考えてよいでしょう。そのため、できるだけ良質の子猫用キャットフード(総合栄養食)を、給餌量に注意しながら与えたいものです。1歳で成猫となったら、それ以降は体重が増えないように管理する必要があります。

しつけは生後1年までに

1年で成猫になることを踏まえると、しつけも1歳までにしておくのが理想です。しつけといっても、犬と違って猫は基本的に自由な生き物なので、「人間と猫の生活に折り合いをつけていく」といったほうが正しいかもしれません。一般的に、猫のしつけといったら、トイレや爪とぎを思い浮かべるのではないでしょうか。しかし、こうした問題はしつけというよりは「猫にとってトイレや爪とぎが快適にできるよう環境を整える」というべきものです。成猫になると猫も融通が利かなくなるので、子猫のうちのほうが飼い主の都合が通りやすいでしょう。猫トイレは猫が落ち着いて使えることが最も重要です。砂の形状が気に入らないだけで、嫌がって別の場所でしてしまうこともあります。爪とぎも飼い主を悩ませがちな問題ですが、猫に爪とぎをやめさせることはできません。家具や壁が傷だらけになるのは、ある程度覚悟しなくてはならないでしょう。猫が爪をとぐのは本能なので、いかにして飼い主の持ち物に被害が及ばないようにするかがポイントです。家具や壁を傷つけずに済むように爪とぎ器を用意しましょう。
最も重要なしつけは、猫の健康や生命に危険が及ばないようにすることです。人間の食べ物を食べさせると、猫はゴミをあさるようになるかもしれません。人間の食べ物には、猫にとって毒になるものが少なくありません。飼い主にとって、どんなものを猫に食べさせてはいけないのか学ぶことは不可欠です。そして、たっぷりの愛情を注ぐことが大切です。しかし、それはむりやり抱っこしたり、しつこく追い掛け回したりすることではありません。猫は気まぐれで性格もそれぞれですが、積極的なスキンシップは求めているときだけ与えるくらいでちょうど良いでしょう。ただし、常に注意深く見守り、優しく声がけすることは大切です。猫との信頼関係ができてくれば、言葉は通じなくても声の調子で気持ちは伝わるはずです。

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