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脚側行進（きゃくそくこうしん）とは、犬が人間の横にピタリとついて歩く事。脚側歩行（きゃくそくほこう）ともいわれます。
犬の基本的なトレーニングのひとつで、他人に迷惑をかけない、引っ張り癖や拾い喰いの防止、過度な興奮状態の抑制、信頼関係の構築などに役立ちます。
トレーニングでは、一般的に犬は人間の左側につかせ、リードを少し緩めた状態で、人間の動きに合わせて犬に直進、Uターン、旋回、右折・左折、停止などの行動を取らせます。犬が先走ったり遅れたり横に逸れたりする事なく、ゆっくり歩いたり早く歩いたりの歩調も人間に揃えさせます。コマンドは「つけ」「ついて」「あとへ」など。
脚側行進ができるようになると犬が勝手な行動を取らなくなるため、他人に飛びついてケガをさせたり、道路に大きくはみ出す・飛び出すなどして交通事故に合ったり、大きな音に反応して逃げ出してしまったりなどの事故が防ぎ易いというメリットもあります。