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犬の伏せにはどんな意味があるの?

犬を飼う上で「伏せ」は「お手」や「待て」と並ぶ重要なしつけのひとつです。しかし、このしつけにどのような意味があるのかを正確に理解している人は意外に少ないものです。そこで、犬のしつけをする際の参考になるように、犬が伏せをするその行動原理について解説していきます。

犬は「伏せ」と言わなくても伏せるの?

犬は人間にしつけられて伏せをするようになるのだと思われがちです。しかし、実際のところ、犬の伏せは本能的に身についている行動のひとつです。したがって、飼い主から特に指示がなくても犬はしばしば伏せのポーズをとることがあります。そもそも、伏せとはどのような状態を指すのかというと、お腹を床や地面にくっつけたポーズをとることです。その際、前足は直角に曲げてヒジから先が地面に接しています。また、下半身は左右どちらかに折り曲がり、後ろ足がその方向に放り出される形になります。これは人間でいうと、立ちっぱなしの状態から床の上に寝転がったようなシチュエーションに相当します。足の筋肉が重力から解放され、非常にリラックスした状態です。

犬の伏せの種類

犬はさまざまな場面で伏せをします。たとえば、ほかの犬と一緒に走り回っていたときなどに、急に止まって伏せをすることがあります。これは自分が興奮しすぎたことに気がついて気持ちを鎮めるための行動です。同時に、この伏せには相手の犬を落ち着かせようとする狙いも込められています。また、散歩をしていて他の犬に出くわしたときにもしばしば伏せのポーズを見せることがあります。この場合は自分には敵意がないという合図です。あるいは、相手を気に入っているという場合にもこのポーズをすることがあります。
さらに、飼い主が餌を用意していたり散歩の準備をしていたりするとき、犬はウキウキした気持ちを抑えてなんとか平常心を保とうとして伏せのポーズをとります。そういうときはおやつなどが目の前にあっても目線を合わせずに、ぷいと横を向いたりするのが特徴です。

犬の伏せに隠された意味

犬はさまざまな場面で伏せをしますが、それらに共通するメッセージは相手への服従です。相手に少しでも警戒や敵意があれば、お腹を地面につけて見上げるポーズなどは取れないはずです。したがって、相手の前で伏せをするということは、その犬が相手を上位者として認めている事実を意味します。だからこそ、犬のしつけにおいてはこの伏せのポーズが重要になってくるのです。
伏せをしない犬は飼い主を下に見ている可能性があります。それをそのままにしておくと、いざというときに指示を聞いてくれずにトラブルになりかねません。逆に、最初に伏せを覚えさせると、上下関係を自覚してその後のしつけが非常にスムーズになります。また、今まで伏せをしていたのに急にしなくなったという場合には犬との主従関係が微妙なものになっている可能性があります。そのときは改めて訓練が必要になります。いずれにせよ、犬を飼う際には伏せのしつけは欠かせません。その事実をしっかりと押さえて犬との良い関係を築いていきましょう。

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