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犬の生理が始まった!期間はどれくらいなの?

雌の犬を飼う場合は生理について気をつける必要があります。しかし、猫や他のペットを飼った経験のある人であれば、今までペットの生理など気にしたこともなかったと思うのではないでしょうか。実は、出血を伴う生理というのは哺乳類の中でも人間を含む高等霊長類と犬ぐらいにしかみられない現象なのです。そこで、初めて雌の犬を飼うという人のために、犬の生理の特徴や飼い主が注意すべき点などについて解説をしていきます。

犬の生理の特徴やメカニズム

犬も人間も生理の際に出血が伴うものの、その意味合いは大きく異なります。人間の場合、体の内部で周期的に妊娠の準備が行われますが、一定期間内に受精に至らなければ準備したものは体外に排出されます。それが出血という形で現れるわけです。それに対して、犬の生理は子宮内膜の充血によるものであり、排卵の前に起こります。つまり、犬の生理における出血とは妊娠の準備ができたことを示しているのです。したがって、人間の場合は生理になると妊娠の確率が低下しますが、犬は逆に妊娠する確率が高くなります。そして、雄は雌の生理の匂いに反応して発情します。ただし、雌は生理が始まるとすぐに雄に交尾を許すわけではありません。最初は雄が近寄ってきても雌はこれを拒否します。発情前期と呼ばれる状態であり、大体10日前後続きます。それを過ぎると発情期になり、今度は積極的に雄を受け入れるようになるのです。この期間が5~20日ほど続きます。そして、その後は発情休止期に移行し、再び交尾を拒絶するようになります。

生理の期間は犬種などにより異なる?

犬の初潮の時期は人間よりずっと早く、満1歳を迎えた頃にはほとんどの雌が生理を経験しています。しかし、具体的な時期は犬種によっても変わってきます。一般的には体が小さなものほど初潮の時期は早く、小型犬で半年~7カ月程度、大型犬で10カ月前後というのが一応の目安です。ただし、これはあくまでも目安であり、大型犬の中には生理を迎えるまで30カ月以上要する種もあります。また、同じ犬種であってもすべての犬が同じ時期に初潮を迎えるわけではなく、個体差がかなりあるという事実は覚えておいた方がよいでしょう。さらに、生理の周期も犬種によって異なります。小型犬は年に2~3回程度生理が訪れるのに対して大型犬は年に1~2回が一般的です。

生理期間中に飼い主が気をつけること

犬は初めての生理を迎えても体がまだ十分に成熟していない場合があります。したがって、母体の安全を考えると、最初の生理の時には妊娠をさせない方が無難です。また、望まない妊娠を避けるためには散歩のさせ方に注意する必要があります。もし散歩中の雄犬と出会った場合、生理中の匂いが雄犬を刺激して制御不能の状態に陥ってしまう可能性があるからです。そうなると引き離すのは至難の業ですし、その飼い主にも迷惑をかけてしまうことになります。小型犬の場合はできるだけ室内運動だけで我慢をしてもらい、どうしても散歩が必要な時はなるべく他の犬と出くわさないコースや時間帯を選ぶようにしましょう。同時に、パンツやオムツを着用させることが妊娠防止につながります。また、室内で犬を飼っている場合には部屋が汚れるのを防ぐ意味でも生理用パンツの着用が必要となる場合があります。ただ、ペット用のものは値段も高めです。そこで、安くすませるためには赤ちゃん用の紙おむつにしっぽを通す穴をあけて使ってみたり、人用の生理用ナプキンで代用してみたりするといった手もあります。そして、汚れやすい陰部の周りなどの毛をあらかじめ刈っておけば、手入れも楽になります。犬も人間と同じように生理の時はホルモンバランスが崩れてナーバスになるものです。犬の状態をよく観察して少しでも快適に過ごせるように心がけてあげましょう。

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