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畜犬登録とは、生後九十日以上経過した飼い犬の所在を明らかにすることで、狂犬病などの伝染病が発生した際、的確で迅速な対処を行えるようにすることを目的としている制度です。畜犬登録は、法律により定められた義務ですから、犬の飼い主ならば必ず行わなくてはなりません。
畜犬登録をするには、まず狂犬病予防接種を受ける必要があります。この予防接種は、狂犬病などを予防するためのものです。予防接種が終わったら、獣医師によって発行される「注射済み証明書」を持参して、お住まいの役所または保険所に行って手続きを行います。手続きが終わると、鑑札、注射済み証、標識が渡されます。鑑札ならびに注射済み証は、飼い犬がきちんと登録されている犬であること、狂犬病予防注射済みであることを証明するものです。飼い犬の首輪や胴輪など、見えるところに付けなくてはなりません。なお、引越しなどで犬の所在地が変わった場合は、再度変更先の市区町村にて手続きを行う必要があります。