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四国犬は四国地方原産による日本犬種で、1937年に最初は土佐犬という名前で日本の天然記念物にも指定されました。しかし土佐闘犬と名前が似ていることから混同されることもあり、「四国犬」という名前に改名された歴史が残っています。なお古くは四国山脈で活躍していた狩猟犬の中で、イノシシを中心に狩っていた「イザキ」と呼ばれていた犬種が元となって血統を固定したのが起源とされています。
四国犬は体高が50センチ前後、体重が20～30キロ前後の中型犬に分類されています。被毛はダブルコートとなっており直毛のアウターコートと綿毛が密生しているアンダーコートから成り立っています。四国犬のおおよその平均寿命は10年前後となっていますが、日本犬がかかりやすい「アレルギー性皮膚炎」や「神経痛」になりやすく注意が必要です。アレルギー性皮膚炎は慢性化すると治りにくい病気となりますので、早めに専門機関で診察してもらうなどのケアが大切です。